ワシントンD.C.で現地ガイドをする意義

イデアトラベルはワシントンD.C.にて二十数年にわたり観光ガイドをしています。

ワシントンD.C.は、例えばNYC（ニューヨークシティー）に比べると観光客の数は全然少ないのですが、その理由は明白、「地味」だからです。日々変遷する活気のある街、NYCに比べD.C.はいつ来てもあまり代わり映えしません。

実際のところ、ここで日本人相手の旅行業を通して食っていくのは大変だ、という自虐ネタ（？）をお客様にも話します。

単純に儲けだけを考えればNYへ移りそこで現地ガイドをすれば良いのかもしれませんが、それはしません。ワシントンD.C.をガイディングすることはビジネス以上の意義があると私たちは考えているからです。

現在の国際情勢を鑑みると、ワシントンD.C.は米国政治の、ひいては世界の政治の中心と言っても過言ではありません。この「地味」な町から発信される情報は世界的な影響力を持つことになります。

観光地として人気の高い、アメリカン・カルチャーに彩られた他の町では中々見えないアメリカの側面がより鮮明に見える町、それがワシントンD.C.です。

実際のところアメリカ人が何を考えているのか、そして日本人とどの様に違うのか、という視点で見た時に、当地ほどその答えを導きやすい町は他には無いと思います。

そういう視点を持ってD.C.をガイディングすることでアメリカの本質、（表層的ではない部分としての）日本との違いがあぶりだせる気がしています。

…というお堅い話になってしまいましたが、単純にワシントンD.C.は観光地としてもとても魅力的な町でもあります。

ホワイトハウス、リンカーンメモリアル、ジェファーソンメモリアル、ワシントンモニュメントや国会議事堂といった観光名所が市内に点在し、また航空宇宙博物館やその別館（ウドバー・ハジー・センター）、マウントバーノン、ウィリアムスバーグ、リッチモンド、ゲティスバーグ、シェナンドー国立公園といった観光地が周辺に多くあります。

弊社に問い合わせの多いフランクロイドライトの「落水荘」やバージニアのワイナリーを巡るのも楽しい旅になるはずです。

NYやLA（ロサンジェルス）とは一味違った観光体験をお求めであれば、米国首都、ワシントンD.C.はうってつけの町ではないでしょうか。

イデアトラベルでは、ワシントンD.C.や米国東海岸エリアで現地ツアーを主催しています。こちらへお越しの際にお勧めできるツアー内容になっていますので、ぜひ詳細を確認してみて下さい。