ワシントンDC周辺にはレーガンナショナル空港、ダレス空港、ボルチモアワシントン空港の3つの主要な空港があります。
弊社は車での送迎サービスを提供しているためこれらの空港とワシントンDC市内/周辺のホテルとの間をよく往復していますので、ここでは空港ーワシントンDC市内ホテル間の送迎で実際に掛かる移動時間を簡単に紹介いたします。
業務渡航など忙しいスケジュールの中DCへ起こしになるお客様や旅行者の方々の参考になれば幸いです。
レーガンナショナル空港(DCA)
ワシントンDC市内から一番近いのがレーガンナショナル空港で、空いていればおよそ15分程度で市内へ着きます。
DCのビジネス街中心地からおよそ5kmに位置する空港で、また地下鉄が直結しています。
ちなみに、1998年にロナルド・レーガン元大統領にちなんで現在の名称になるまでは、「ワシントン・ナショナル空港(Washington National Airport)」でした。ただし、地元では今もでも単に「ナショナル空港」と呼んでいますので、タクシーなどに乗車の際に行き先を伝える場合は「ナショナル空港」で通じてしまう場合が結構多いです。
この空港は3本の滑走路を有していますが、全滑走路が相互に交差しているため同時離着陸が困難なことと、最長の滑走路でも 2,100メートルていどと短いため、国内線など短中距離便の運航が中心です。
また着陸の際に北から進入するときポトマック河上空を飛ぶことが義務付けられているため、河の近くにいると低空で飛行する飛行機が轟音を立てて通り過ぎていく場面に出くわします。
ワシントン・ダレス国際空港(IAD)
ダレス国際空港は、ワシントンDCの国際線の玄関口と言ってよい国際線が多く就航する空港で、DC市内までは高速道路経由でおよそ40分ていどです。
2019年にはワシントンDC市内と直結する地下鉄が完成する予定です(2018年執筆時現在)。
この空港名はアイゼンハワー政権下で国務長官を務めたジョン・フォスター・ダレスに因んで命名されました。
ちなみに、弊社スタッフは知らなかったのですが、以前ご案内した方が建築関係者で、その方から空港の設計を行ったエーロ・サーリネンという方の事を教えてもらいました。
フィンランド人の建築家、プロダクト・デザイナーだったこの人物は多くの建築物や家具を手掛けたそうですが、シンプルで印象的なアーチ状の構造を作品に多く取り入れることで有名だそうで、実際ダレス国際空港にもその印象的なアーチ状のルーフはシンボルのようになっています。
また日本から初めて直行便が就航したのは1986年。全日空が本格的な国際線進出を始めたころのことだそうです。また日本航空も1991年に就航を開始したのですが、様々な事情で長くは続かず撤退してしまいました。
現在は全日空とユナイテッド航空がお互いにコードシェア便で成田空港から乗り入れています。
ボルチモア・ワシントン国際空港(BWI)
DC市内まで高速道路を使っても(高速の混み具合時間帯にもよりますが)最低1時間はかかる、メリーランド州に位置する空港です。
ボルチモア市から約16kmていどの所に位置し、現地では「BWI空港」もしくは、「BWI Marshall」と呼ばれています。黒人初の最高裁判所裁判官として知られているサーグッド・マーシャルにちなみサーグッド・マーシャル空港 (Thurgood Marshall Airport) とも呼ばれています。
サーグッド・マーシャルは公立学校での人種差別を違憲という判決を下した裁判官で、「ブラウン対教育委員会裁判」と呼ばれる歴史的な裁判の原告側の弁護人でもあった事で知られている人物です。
ちなみに、アムトラックのアセラ・エクスプレスが乗り入れていて、”ワシントンD.C.第3の空港”として機能しています。
イデアトラベルでは、業界最安値級の低価格で空港送迎サービスを提供しております。DCへお越しの際にはぜひご利用ください!

空港送迎・車両チャーター
ワシントンDC近郊空港での専用車送迎を承っています。例えばダレス国際空港(IAD)やレーガン空港(DCA)、ボルチモア・ワシントン国際空港(BWI)の国際線到着出口や国内線バゲージクレームにてお出迎えしているので、ワシントンDCに初めてお越しになるお客様に喜ばれています。鉄道駅(アムトラック・ユニオンステーション)をご利用の際も同様です。またワシントンDC市内、近郊で専用車両を手配し市内などを観光する際に、目的地間の移動に気を取られること無く存分に旅を楽しみたいというお客様にも重宝頂いているサービスです。