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ワシントンD.C.の季節の催し

ワシントンD.C.の季節の催し

ワシントンDCを含めた米国東海岸にも四季があり、 季節毎に違った観光の楽しみ方があります。 ワシントンDCの場合、春の「桜祭り」と夏の「独立記念日パレード」、そして冬の「クリスマス」が年間を通して最も賑わうイベントです。 また大きな催しはありませんが、 秋は美しい「紅葉」が見られます。

イデアトラベルでは「桜祭り」「独立記念日パレード」「クリスマス」当日には現地ツアーを開催していません。市内が大変混雑し交通機関も乱れるため現地ツアーを予定通り遂行する事が難しいためです。そのためイデアトラベルの現地ツアーを通して上記のイベントを訪れることは出来ませんが、いずれにせよ季節毎の状況を把握しておく事は観光を楽しむ上で重要なポイントではないでしょうか。

DC市内では春には桜と共に実に様々な花を見ることができますし、夏には蛍が観察できます。秋の紅葉はとても見事ですし、クリスマス前の数週間は街全体がワクワク・ソワソワした雰囲気に包まれます。

このページでは、ワシントンDCを訪れる際の注目ポイントを季節ごとに紹介していきます。

春:桜祭り、桜や花

ワシントンDCに植えられている桜は日米の友好関係を深めようと1912年に東京からプレゼントされたもので、「桜祭り」はこの送り渡しを記念して毎年開催されています。1935年に最初の桜祭りが開催されてから今日まで続く歴史のある祭りで、開催期間は2週間ほどです。

春の訪れに伴ってワシントンDC市内では桜と共に様々な花が見られます。

厳しい寒さが終わるを告げる3月中旬頃から、最初に木蓮、レンギョウ、ソメイヨシノ、八重桜、ハナミズキといった順番で街中が花であふれかえります。寒さが長引いて木蓮やレンギョウが咲けないまま、急に暖かくなってソメイヨシノまでが一挙に咲いてしまう年もありますが、狙いめは4月1週目頃ではないでしょうか。

ソメイヨシノが散って1週間〜10日程度経つと八重桜が一挙に花を付けます。5月に入ると八重は散り、いたるところに白やピンクのハナミズキが可憐な花をポツンポツンと見せ始めるので、街を歩いていると否が応でも目に入ってきます。ちなみにハナミズキはバージニア州花でもあります。

ワシントンDCの桜並木

夏:独立記念日パレードや蛍

独立記念日パレードはアメリカの独立記念日である7月4日のお昼に数時間程度開催されるパレードです。

毎年7月4日には米国の独立を記念した催しが全米の多くの街で開催されますが、アメリカの立法・行政・司法における最重要地であり首都であるワシントンDCで行われるパレードには、他の町で行われるものとは若干異なる意味合いや価値が含まれるのではないでしょうか。

巨大なバルーンや多くのダンサーなどに混じって当然のように本物の軍隊も行進する所謂アメリカらしいパレードで、存分に楽しめるイベントだと思います。

またワシントンDC郊外では夏には蛍(ホタル)が見られます。

日本のゲンジボタルはキレイな水や川蜷(カワニナ)という巻貝が幼虫期の餌として必要なため綺麗な川や沼にだけ生息しますが、ワシントンDCの蛍は陸生のホタルで森に住み、幼虫はカタツムリを餌にして育ちます。成虫になると水分だけでも生きていけるらしいのですが、実は世界的に見ると蛍の多くは陸生で、日本のゲンジボタルの様に水中に生息するタイプの方が珍しい部類に入るそうです。

蛍の全体数も多いため希少性が無いからか、ワシントンDCではあまり人々に気にされておらず、まして日本の様に「ホタル観察ツアー」が開催されるなどといった事はありません。それでも私たち日本人からしてみると、蛍を見るのはとても貴重な体験なのではないでしょうか。

秋:紅葉

10月4週頃から11月2週頃にかけて、このあたりの広葉樹が緑から黄色やオレンジ色に染まり始めます。

ワシントンDCはアメリカ北東部のニューイングランド地方ほど寒暖の差がないため、私たち日本人の好きな「赤く染まった紅葉」はあまり見られないのですが、木々のほとんどが広葉樹なのでその色彩の変化は実にに見事です。

特にオススメの鑑賞スポットは、例えばポトマック川の両岸の並木や、ジョージタウン旧運河沿いの散歩道などですが、街全体が美しい色に染めあげられる感じで至る所で楽しめると思います。

ちなみにシェナンドー国立公園のスカイラインは高地にあるためワシントンDC近辺よりも紅葉の始まりが早いので、10月中旬頃が見頃です。

また、紅葉以外の秋の利点としては観光客が少ないことも挙げられます。

秋のワシントンDC

冬:クリスマス

ホワイトハウス中庭側にあるクリスマスツリーは「大統領のクリスマスツリー」として有名です。

特に20日過ぎからはその冷え込みもさることながら、大統領のクリスマスツリーの周りを全米50州+準州、信託統治領からのメッセージを添えた小さなクリスマスツリーも立てられ、いかにも「ナショナル・クリスマス」といった風情になります。

またクリスマスシーズン限定でクリスマスマーケット(ホリデーマーケット)が開かれ楽しめますし、シティーセンターはライトアップされとても綺麗です。

この時期は観光客も地元民も交えて大賑わいです。

ワシントンDCのクリスマスツリーとキャピタルヒル

イデアトラベルはワシントンDC市内現地ツアーを主催しています(上記イベント当日は不開催)。また秋の紅葉が綺麗なシェナンドー国立公園を巡る現地ツアーも開催しているのでぜひ詳細を確認してみて下さい。

ワシントンDC市内のワシントン記念塔-上空からの眺め

ワシントンDC市内観光 -半日-

ワシントンDC市内の主要な観光地、名所を3時間程度で巡る人気の現地ツアーです。ホワイトハウスやリンカーンメモリアル、米国議会議事堂などワシントンDCを代表する観光スポットのみに焦点を合わせ、それらを効率的に巡ることが出来ます。業務渡航などで限られた時間しか無いお客様、とにかく効率性を重視しアメリカ合衆国・首都の超重要スポットのみを網羅したい方、半日でギュギュッとワシントンDCを楽しみたい方はこの現地ツアーにご参加下さい!

バージニア州ワイナリー風景

バージニア・ワイナリー、シェナンドー国立公園とルーレイ鍾乳洞観光

ルーレイ鍾乳洞、バージニア・ワイナリー、シェナンドー国立公園を日帰りで巡るワシントンDC発着現地ツアーです。ルーレイ鍾乳洞の大きさは10階建てのビルにも相当する程で、鍾乳洞内ではクリスタル・クリア・プールズと呼ばれる透明度の高い水の溜まりや自然のオルガンなどが観光客を楽しませてくれます。途中で立ち寄るワイナリーでは美しい景色と、そして美味しいワインで一息付いて頂き、その後シェナンドー国立公園で素晴らしい景色を眺めることができる現地ツアーです。